「ピースおおさか」南京事件・残虐展示企画

大阪府と大阪市が出資する「ピースおおさか」の展示リニューアルに際して、「南京事件」に関する映像展示が行われると「産経新聞」が報じました。

大阪府と大阪市が出資する財団法人「大阪国際平和センター」(ピースおおさか、大阪市中央区)で、日中戦争中に旧日本軍が行ったとされ、その実態や規模をめぐって議論が分かれている「南京事件」に関する映像展示を行う見込みであることが18日、分かった。府・市議らから事件の虚構性を指摘され、平成27年度のリニューアルオープンに向けて関連展示を撤去する方針が決まっていた。直前の“方針転換”に疑問の声が上がりそうだ。

橋下市長も「自虐」了承か

 府人権企画課によると、日清・日露戦争から第二次大戦までの経緯を説明した十数分程度の映像資料を流す予定。その中にある、昭和12年に旧日本軍が南京城へ入城するシーンに「日本軍が占領した首都・南京で、捕虜のほか女性や子供を含む多数の住民が殺害された」という内容のナレーションを重ねることが検討されている。

 ナレーションは府内の小中学校で広く使われている東京書籍などの教科書に準拠。橋下徹市長は、設置を模索している近現代史をテーマにした教育施設では、議論が分かれる歴史的事象に関して「一つの価値観でつくることはしない」として両論併記とする姿勢を示しているが、市の担当部局によると「ピースおおさかは歴史を評論する施設ではない」として、南京事件では両論併記をしない考え。橋下氏もこの方針を了承しているという。

 ピースおおさかではこれまで、旧日本軍の南京攻略後に見つかった中国人の生首とされる写真など南京事件コーナーが設置されていた。しかし、市民団体や府市議らから、当時のデータや証言、近年の研究成果を踏まえ、事件そのものの虚構性を訴える声も上がり、子供たちに戦争の悲惨さを伝えるために必須ではない-として撤去が決まった。
南京事件の犠牲者数をめぐっては中国側が「30万人」と主張。国内では、近年の研究で誇大との見方が定着した「大虐殺派」(十数万~20万人)、「中間派」(2万~4万人)、「事件否定派」の3説があり、日本政府の公式見解は「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」となっている。

 ピースおおさかの岡田重信館長は「諸説あるものの多くの犠牲者が出ている。当館は、事件を全体のストーリーを語る上での一つの重要な歴史的事象ととらえている」と話す。

事実無根のプロパガンダ

 歴史博物館の展示問題に詳しい拓殖大の藤岡信勝客員教授(教育学)の話「南京事件は、中国が国際社会にアピールするための事実無根のプロパガンダ(政治・思想宣伝)だ。映像にナレーションを重ねるのは展示を撤去する行為と全く矛盾しており、やるべきではない」


日本政府が「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」と極めて慎重な態度をとっている限り南京事件を否定することはできないだろう。
学術的にはとっくに決着がついているのに。
橋下さえこんな調子じゃ先が思いやられる。

でも今般、南京事件を広めた張本人の本多勝一が写真の捏造を認めたことは大きな転換点になるだろう。
保守陣営は大同団結して本多勝一をとことん追い詰め捏造南京事件を潰さなくてはならない。

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